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松山ケンイチ 最新作 セクシーボイスアンドロボ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した黒田硫黄氏の同名コミック(小学館刊)をドラマ化。脚本は「野ブタ。をプロデュース」(2005年、日本テレビ系)などを手掛けた木皿泉氏。映画「DEATH NOTE」のL役でブレークした松山ケンイチが、本作で連続ドラマ初主演を飾る。
 松山演じる須藤(通称ロボ)はロボットと女性が大好きなオタク青年。何でも自分に都合良く考える楽天家である半面、用心深く気弱な性格。だが、正義感の強い一面もある。そんなロボが、テレクラで知り合った少女・二湖(通称ニコ)といろいろな難事件に巻き込まれていく。
 松山は「ロボは何に対しても変な偏見をもたず、物事をしっかりと見ることができる人間。素直に感じて、感情を素直に表現するという部分はすごく尊敬しますし、自分もそうでありたいですね」と役柄に共感。「ロボのように一つのことをずっと追い掛け続けていられるというのは、生きていく上でも大事なことだと思うんです。作品を通して、そういう部分を皆さんに伝えていければと思います」と意気込んでいる。また、撮影に臨むにあたり、過去のロボットアニメや特撮作品を見直すなど猛勉強を重ねたという。
 7色の声を操るニコ役には、ハリウッド映画「SAYURI」でチャン・ツィイーの少女時代を演じた大後寿々花が抜てきされた。今作を機に一気に注目を集めそうだ。

スタッフ・キャスト

原作: 黒田硫黄「セクシーボイスアンドロボ」(小学館刊)
脚本: 木皿泉
演出: 佐藤東弥
出演: 松山ケンイチ、大後寿々花、村川絵梨、塚本晋也、片桐はいり、岡田義徳、浅岡ルリ子、中村獅童(第1話ゲスト)
プロデューサー: 河野英裕、小泉守(トータルメディアコミュニケーション)、下山潤(トータルメディアコミュニケーション)
音楽: 中塚武
製作: 日本テレビ

 

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